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ファイナンシャルプランナーによる人生で知っておきたい「お金」についてのブログ

No.16 知っておきたい家を買い換えるときのお金の話

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コメントありがとうございます!

 

初リクエストでしたw

いつも読んでくださっている方が

いることに驚きました!

 

それでは、

家を買い換える時のお金の話を書きます(・∀・)

 

 

いま住んでいる家を売って

新しい家を買う

 

 

新しい家を買うときは

前回の記事に書いてあることが

当てはまりますが、

 

 

「売る」ときは譲渡所得として

所得税・住民税・復興所得税がかかります!

 

*平成25年から平成49年までは復興特別所得税として所得税×2.1%もプラスで納める必要があります。

 

今日は所得税に着目して説明します!

 

 

 

譲渡所得ってなに?

 

 

A.土地や建物や株式を譲渡(売る)した時にかかる税金です。

 

 

 

 

土地や建物を譲渡したら

どれだけもっていかれるの?

 

 

A.所有期間によって税率が変わります!

 

 ポイントは、

 所有期間が譲渡した年の1月1日現在

 5年以下なのか5年超なのかです

 

 

 所得税だけでいうと

 

 所有期間5年以下で自分の家や土地を

 売った場合、(短期譲渡所得

 

 譲渡所得の30%を払わなければならないです!

 

 でかいですねぇ~・・・

 

 

 5年超の所有期間だったら

 譲渡所得の15%です!

長期譲渡所得

 

 

 

 昔、不動産転売で大儲けした

 女性社長がテレビにでていて

 こんなことを言っていました

 

 

 「安い物件買って6年経ってから

  売ってを繰り返しました」

 

 

 その時のインタビュアーのお兄さんは

 「6年」については何も聞きませんでしたが

 そういうことですね!

 

 金持ちは税金との付き合い方も上手ですね!

 

 

 

 長期譲渡所得と短期譲渡所得については

 以上ですが、

 

 一応、譲渡所得の計算式も書きます

 

 

 

 「収入金額ー(取得費+譲渡費用)-特別控除

 

 

 

 

 特別控除

 

 

 

 特別控除

 

 

 

 特別控除

 

 

 

 特別控除

 

 

 

 そういうものがあるんです!

 そんなに税金ばっか持って行かれたら

 きついですよね!

 

 なので特別控除といって

 譲渡所得からある一定の金額を引いて

 それを譲渡所得として

 課税してくれるというものです!

 

 

 所得控除であって税額控除ではないですよ!

 

 

 例えていうと、

 

 

 

 1,000円の利益がでたとします

 

 20%税金で持っていかれるとしたら

 

 払う税金は200円ですね

 

 

 所得控除というのは、

 課税所得を減らして

 税金が少なくなるというものです

 

 

 所得控除500円の特例があったなら、

 

 

 1,000円から500円引いた500円を

 利益としてみなします

 

 

 つまり税金は

 

 500円×20%で100円ですね!

 

 

 税額控除というのは

 

 さっきでた200円という税額から

 引くということです!

 

 

 余談でした!

 

 

 

 収入金額とは売って受け取ったお金です

 

 

 

 特別控除は何種類かあるのですが

 自分の住んでいた家を売った場合

 特別控除を紹介します!

 

 

 所有期間に関係なく、

 3,000万円特別控除です!

 

 

 からの10年以上所有していたらさらに

 

「長期譲渡所得の軽減税率」適用!

 

 

 10年間以上住んでいた家を売って、

 譲渡所得1億円だったとしたら、

 

 まず3,000万円の特別控除

 課税所得金額が7,000万円になり、

 

 さらにそこから

 

 長期譲渡所得の軽減税率の特例

 併用して適用させて

 

 譲渡所得6,000万円以下の部分は

 所得税10%

 

 6,000万円を超える部分は

 所得税15%です!

 

 

 なので

 

 7,000万円の課税所得に対して

 

 6,000万円×10% + 1,000万円×15%

 

 =600万円 + 150万円

 

 =750万円(所得税

 

 

 になるということです!

 

 

 この他にも税金を少なくする控除は

 まだまだありますので気になった方は

 もう少し深く調べてみてもおもしろいかも

 しれないですヽ(・∀・)ノ

 このブログでももちろん書いていきます!

 

 以上です!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

No.15 知っておきたい3つの生命保険

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「保険」について書きます!

 

 

突然ですが、

みなさんは自分の加入している保険の内容をちゃんと知っていますか??

 

 

 

月4,000円くらい保険料引かれてて

多分なんかの保険に入ってるけど

詳しい内容は分からない・・・

 

 

 

こんな方もいるかもしれませんね!

 

そこで今回は生命保険のほんとの基礎的なことを書きます!

 

 

まず、

生命保険は大きく分けて3種類

 

 

 

1.定期保険

 

 

定期期間定まっている

 

つまり

期間限定の保険ということです!

 

この保険は満期金がない

「掛け捨て」タイプです!

 

イメージとしては

 

高額な保障安い保険料

 ある年齢まで!」です!

 

 

例えば、

 

あなたが住宅ローン3,000万円組んでて

嫁と子供2人を養っているとします

 

加入保険なしで死亡した場合、

 

子供1人あたりの大学卒業までの

平均養育資金1,500万円×2人とか

住宅ローンの3,000万円とか

その他もろもろのお金とかを

嫁ひとりがいきなりやりくりし始めるのは

とても大変です!

 

なのでもし万が一死亡したときのために

 

 

住宅ローン完済して

子供も社会人になるまで

大きめの保障に入っておくか~

 

具体的には55才まで5,000万円保障が

あれば安心だなー

 

でも55才以降はいつ死んでも家族も

なんとかやっていけるだろうし

とりあえず死亡に対しては

安い定期保険だけ入っておこう!

 

という方もいますね!

 

預金の状況ローンなどの負債の状況、

家族構成などから自分に合った

保障額を考える必要があります!

 

 

 

 

2.養老保険

 

 

これも期限のある保険ですが

1の定期保険と決定的に違うとこ

あります!

 

 

満期金があることです!

 

 

後を保険と書いて

養老保険

 

老後資金を残しつつ

保障もつけるというものです

 

 

簡単に言うと

 

保証期間を10年としたら

 

10年以内に死亡したら300万円、

10年後に生きていても300万円もらえます!

 

期間満了で満期金としてお金もらえるし

仮に死亡しても死亡保険金として

お金がもらえる生死混合保険のことです!

 

貯蓄性のある保険なので

その分保険料は高いです!

 

 

 

3.終身保険

 

一生涯の保証です!

 

イメージは

「いつ死んでも300万円もらえます!」

 

です!

 

 

ただ一生涯保障とはいえ、

保険料を一生払うのではなく

保険料払込満了時を設定して

現在の年齢性別などを考慮して

保険料が算出されます!

 

若いうちに入れば入るほど

保険料は安いです!

 

 

 

<おまけ>

生命保険の一般的な加入方法は

 

「定期保険+終身保険

 

 

簡単にいうと

 

子供たちが大きくなるまで、

また住宅ローンもあるうちは

定期保険で保障を手厚くして

 

自分が60才になったら

お葬式代として家族に残すため

終身保険にも加入しておくという

スタイルです!

 

 

 

上記のスタイルは、

人によって完全に無駄な保険

入り方の王道になりますので

ご注意ください!w

 

 

いつか

 

「騙されてはいけない

 生命保険の見直し(転換)」

 

についても書こうと思います!

 

 

 

以上ですヽ(・∀・)ノ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

No.14 知っておかないといけない家を買うときの〇〇

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家を買う時のコスト(費用)って

 

どんなものがあると思いますか?

 

 

 

 

家の購入代金、土地代、

 

あと火災保険とか

 

なんか固定資産税?とか?

 

 

 

 

このような反応をする方も

少なくないかもしれないですね!

 

 

 

 

今日はもう少しだけ詳しく

家を買う時にかかるコスト

ついて税金に焦点を当てて

勉強してみましょう!

 

 

 

 

 

家を買う時にかかる税金4つ

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1.登録免許税

 

 なかなか難しそうな言葉ですね~

 

 これは簡単に言うと

 登記するときにかかる税金です!

 

 登記とは所有権などの権利が

 誰にあるのかということを

 証明するためにします!

 

 法務局で出来ますヽ(・∀・)ノ

 

 新築の保存登記なら

 固定資産税評価額 × 0.4%

 

 仮に1,000万円の家を登記するなら

 4万円かかりますね!

 

 

 2.印紙税

 

 建物を買うときの売買契約書

 作成したときにかかる税金です!

 

 1,000万円の家を買ったら

 1万円かかります!

 

 

 

 

 3.消費税

 

 仲介手数料に対してかかる税金です!

 

 

 

 4.不動産取得税

 

 土地建物を取得したときにかかる税金です!

 固定資産税評価額の3%です!

 

 

 

 1,000万円の家を買ったら

 30万円かかりますね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 *注意

 

 これらの4つの税金は

 購入時にかかる税金です!

 

 

 

 

 

 買った後には

 

  ・固定資産税

 

   ・都市計画税

 

  とかもあります!

 

 

 

 

今日は【税金】に焦点をあてて

説明しましたが、

 

もちろん税金の他にも

 

火災保険住宅ローンの話も

でてきます!

 

 

 

大きなお買い物ですので慎重に!

 

 

 

お悩みの際は、1人で悩まずに

お近くのファイナンシャルプランナー

とか相談することをおすすめします!

 

 

 

以上ですヽ(・∀・)ノ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

No.13 投資信託は〇〇〇のものを選ぶ!

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良い投資信託の条件

 

 

 

「プレミアム企業」の株を

ポートフォリオに組込んでいること

 

 

 

プレミアム企業ってなに?

 

 

 

ブランド力がある(みんな知ってる)

 

赤字になりにくい

 

豊富な資金を持っている会社

 

 

この3つを兼ね揃えた会社のことです!

 

 

プレミアム企業には共通点があります

 

 

それは

 

 

「私たちの生活に密着している」

 

 

ということです!

 

具体的な会社としては

 

ネスレ

 

ネスカフェキットカットなどみなさん知っている商品だと思います

 

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あとユニリーバ

 

 

聞いたことないよと言う人もいるかもしれませんが「リプトン」を作っている会社です

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このように世界的に人気があって昔からある安定した大会社の株を中心に運用している投資信託

 

 

モルガン・スタンレーグローバル・プレミアム株式オープン」

 

三菱UFJ国際投信)

 

 

これは長期投資におすすめの投信です!

 

 

他にもいろいろありますが今日はこの1つを紹介しました

 

 

また書きますヽ(・∀・)ノ以上です!

 

 

 

 

 

No.12 簡単!目標金額を達成するための年利回りを計算しよう!

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モーニングスター [ 金融電卓 ]

 

↑のサイトを開くと

 

「金融電卓」という便利な機能を利用できます!

 

 

例えば、

 

いま100万円持っていて

 

そこから毎月2万円

 

20年間運用して

 

1,000万円にするためには

 

年何%の運用利回りが必要か?

 

 

答え.  4.4%

 

 

といったように一瞬

 

目標金額達成のために

 

必要な運用利回りを計算できます!

 

 

おもしろいな~と思ったので

皆さんにも紹介しました( ̄▽ ̄)

 

 

以上です!

 

 

 

 

 

No.11 アメリカで150万部の大ベストセラーの運用法 「100-〇〇」法!

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アメリカで大ベストセラー記録した

 

ウォール街のランダムウォーカー」

 

著者 バートンマルキール教授

 

 

<経歴>

 

大統領経済諮問委員、

アメリカン証券取引所理事等を歴任

 

世界的な投信会社ハンガードグループ

社外重役で活躍し

 

現在、プリンストン大学教授

 

 

そんな彼がウォール街のランダムウォーカーで

紹介したおすすめポートフォリオがあります

 

 

 

 

「100 - 自分の年齢」の法則

 

 

 

 

この法則に基づいて投資すべきというものです

 

 

預金や債券安全資産です

 

 

それに対して

 

株式や不動産

リスク性資産といいます

 

 

リスクがあるのかどうか

 

 

ということです!

 

 

この計算式ででてきた数字

 

資産形成の時

 

あなたがリスク性資産に

回すべき割合

 

を示しています

 

 

そして自分の資産配分

この法則に基づいて考えると

 

 

例えば、あなたが30才なら

 

100 - 30 = 70

 

資産の70%はリスク性資産

 

つまり

 

30%預金して

あとの70%などの

リスク性資産に投資すべき

という意味です

 

 

自分の資産のどのくらいを

投資に回すべきなのか

 

 

その目安の1つとして

現在の年齢から考える

 

 

ということです!

 

 

以上ですヽ(・∀・)ノ

 

 

 

No.10 こんなに違う!?日本人とアメリカ人の資産構成

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(画像引用元:マネトク!)

 

 

上の画像をみてどう思いますか?

 

 

そして自分の家計はどうですか?

 

 

日本の家計の資産構成として

圧倒的な割合を占めるのが

 

 

「現金・預金」です!

 

 

約半分以上です

 

銀行にお金を預けたら

1年で0.0025%利息

 

 

100万円1年間

銀行に預けたら

 

 

 

 

250円増える・・・

 

 

 

 

これでは資産はあまり増えません

 

 

でも日本の多くの家計は

投資をするよりも預金して

お金を増やすというより

 

保存しておく

 

という傾向が強いです

 

 

とても安全思考なのかもしれません

 

 

特にそれが悪い事だとは思いませんが

少しもったいないかなとも思います

 

 

僕は大学時代は経営学科だったので

少し経済財務分析の勉強はしましたが

高校卒業までの間で

 

 

「金融教育」

 

 

を受けた記憶がありません

 

例えば、生命保険の仕組みを習ったり

株取引のやり方財務分析で使う指標など

 

むしろ

 

 

お金は無駄使いせずに貯金するんだ

 

 

という言葉に何の疑問すら持たなかったです

もちろん今は違います

 

 

一方、

 

アメリカの小中学生たちは

アメリカ経済教育協議会(CEE)が

出版している指導書のもと

金融リテラシーを段階に応じて

身につけています

 

その指導書には

 

 

・お金の増やし方

 

 

・貯金箱と銀行預金の違い

 

 

・債券、株式、投資信託の仕組み

 

 

・リスクと分散投資の重要性

 

 

などが盛り込まれていて

各家庭でも金融教育ができるよう

生徒用だけでなく家庭用のもあります

 

 

学校でも家でもある程度の

金融教育を受けた子供たちが

大人になって自分の家計の

資産構成をどうしているか

 

 

図をみれば明らかですね

 

 

アメリカの家計に占める

現金・預金は13%

 

それに対して

 

株・投資信託は47%

 

日本とほぼ逆です

 

 

この記事ではアメリカが正しいとか

日本はもっと金融教育すべきとか

そういうことが言いたいのではなく

 

 

預金口座に眠らせている余裕資金

アメリカとの資産構成を比較した上で

もう少し有効に活用しても

いいんじゃないかなと思って書きました

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ちなみに

僕の現在の資産構成

 

 

預金:40%

株・投信:60%

 

 

預金がある程度貯まって

回せる資金が増えれば

20:80でも良いと思ってます!

 

以上ですヽ(・∀・)ノ