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ファイナンシャルプランナーによる人生で知っておきたい「お金」についてのブログ

No.2  株と投資信託の違い(投資編)

今日は株と投資信託について書きます!

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「株」=「ギャンブル」という認識を

持っている人もいるかもしれませんね

(実際は違います)

 

 

では投資信託

どうでしょうか?

 

 

 

 

・聞いたことあるけれど

 何かよく分からない

 

・貯金するよりも

 多くの利息がつく

 

・プロがやってくれるから

 お金預けるだけ

 

一般的には上記の反応が

返ってくるかなと思います。

 

 

では、今日はそれよりも

少しだけ知識を付け足しましょう!

 

 

まず「株式投資」について

 

簡単にいうと

 

A会社の株があります

 

あなたはA会社の株を1株1,000円で

買いました

 

1年後1,200円になっていたので

売りました

 

200円儲かりました!

(税金を考慮しない)

 

つまり売却益で儲けるというイメージです

 

 

「安く買って高く売る」だけです!

 

 

逆に値下がりして800円になれば

200円の損失ということになります

 

株式投資の場合、

自分が投資した会社の業績によって

自分の儲けや損失が決まります

 

 

例えば、ある村(A村)に

肉屋さん魚屋さんがあったとします

(1店舗ずつ)

 

あなたは余裕資金1万円を持っています

 

どちらのお店も株価は1万円とします

 

どちらのお店の株を買いますか?

 

 

 

例えば、魚屋の株を買ったとします

 

魚屋が儲かれば株価が上がって

自分の利益が増えます!

(魚屋の株を買いたい人が増えるから)

 

 

魚屋が今後儲かるとわかっていれば、

今、株を買っておけば

これからまた株価が上がって

上がったところで売れば利益がでる

だから上がる前に買っておこう!

という考えです

 

株価がどのように決まるかは

 

 

「需要と供給」です

 

 

買いたい人が多ければ、株価は上がり

売りたい人が多ければ、株価は下がります

 

例えば、ロレックスの時計

 

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ブランド志向の強い人たちが多くいる場所では

50万でも売れるかもしれません

 

でも電気も水もないようなアフリカの村で

50万で売れるのかという話です

 

 

需要があれば高くなります

 

 

需要、つまり「欲しい人」がいなければ

価格は安くするしかありません

(買ってもらえる値段にする)

 

 

株の価額もそれと同じです

 

 

買いたい、欲しいという人が多ければ

その株価が上がるのはこの原理です

 

 

話しを戻します

 

 

 

となり村の漁師が全員風邪で

漁にでることができなくなり

A村にある唯一の魚屋に魚を

売ってくれと頼んでいるという

情報を聞いたとします

 

そしてA村の魚屋の株を買います

 

 

普段よりも多くの魚が売れるので

売上も3倍になり

繁盛している魚屋として

人気が高まり

株価も上がりました

 

 

1万で買った魚屋の株が

5万円になったのをみて喜んでいたとします

 

 

ここで売れば4万円の利益だ

だけどまだまだ上がるだろと保有していると

 

肉屋の店長が魚屋を爆撃したとします

 

魚屋は崩壊、もう魚は売れません

 

儲けどころか商売ができません

 

 

 

株価はどうなるか?

 

 

 

もう魚屋が潰れるからできるだけ

株の価値が残っているうちに早く

売ってしまおう!

 

 

売る人が殺到します

 

 

5万円まで上がっていた株価が

 

3万円になれば

 

2万円に落ちる前にさっさと

 

売って損失を抑えようと

 

いう考え方です(利益確保)

 

最終的には

 

0円

 

つまり1万円の損失をだしてしまった

 

ということです

 

たった1つの投資対象に

すべてを投資資金

集中させることの

 

「リスク」がこれです

 

 

そこで分散投資をすることで

 

リスクを軽減させながら

 

資産運用しようという考え方が

存在します

 

 

それをポートフォリオ運用」といいます

 

 

それをしているのが投資信託です

 

 

ファンドと呼ばれる運用会社が

 

多くの投資家から資金を集めて

 

投資の専門家が資金を運用して

 

分散投資し、

 

その収益を投資家に

還元するという

システムです

 

 

専門家にお金を運用してもらって

配当金をもらうというイメージです

 

配当金をもらわないものもあります

 

 

投資するにあたって

プロを信じて

お金を託す=投資信託

 

 

分散投資するとリスクを軽減する

ことができますが同時に

リターンも減ります

 

ローリスクハイリターンの商品は

ないと思ってください

 

 

 

投資信託には株式投資と違って

いくつかの費用がかかります

 

購入手数料は基本どちらも

かかりますが

 

投資信託は購入手数料の他に

 

信託報酬(運用してもらう費用)

 

信託財産留保額(解約する時の費用)

 

などがあります

 

 

商品やファンドによって

上記の手数料はそれぞれ違うので

 

買うときにはどんな費用が

どれだけかかるのかをよく

確認する必要があります

 

 

<まとめ>

 

株と投資信託では、

株の方がリスクが高い

 

投資信託分散投資して

いるので株ほどリスクはないが

色々な費用が発生する

 

 

今日はここまでヽ(・∀・)ノ